総量規制と借換え

借金を月々返済するなら、利息は安いほうがいいですよね? 当然です。毎月の負担が僅かでも減れば、生活は楽になります。数年に渡る長期間の返済を余儀なくされているなく、利息が3%下がるだけでどれだけのお金が浮くことか。返済期間が長くなればなるほど、トクをするのは目に見えています。

いかにして利息を安上がりにするか。この疑問の答えとして「借換え」があります。借入先が複数件あり、それを一箇所に統一する「おまとめ」も、同じ意味を持つ方法です。返済する先を一箇所にまとめれば、それまで会社ごとにバラバラであった利息も統一されます。どんぶり勘定の解消にもつながり、賢い方策と考えることができるでしょう。

この借換えについてですが、これは総量規制対象とはなりません。「顧客に一方的有利となる借換え」という表現で、総量規制の例外事項として法律に明記されています。顧客にとって一方的に有利ということは、返済先が複数あって面倒、利息が高いなどの不利な条件を、顧客の判断で緩和してもよいことになります。また、総量規制の縛りから例外であるならば、弁済の最終期日まで見越した負債全額を借りても問題ないことにもなるのです。つまり、現在借りている元金を超過する借換えを行ってもOK。仮にその金額が年収額3分の1を超過していても、例外として認められることになるわけです。

大型の融資を受けても問題なく、利息をもっと下げる目的なら3分の1超過の借換えをしても構わない。であれば、安い利息で高額融資を行える銀行ローンが、最も有利な借換先となるでしょう。利息は最大で10数%であり、融資極度額も500~1000万円。第一、そもそも総量規制の制約が存在しないので、ノンバンクから借り直すよりも数段有利になるはずです。

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